【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

澪人 「おい、尚輝!!」


尚輝 「ふざけんなっ…」


尚輝の体は怒りで震えている。


いつもの尚輝じゃない…。


翔 「…何でこんな女と仲良くすんだよ」


ずっと黙って尚輝を見ていた翔が、ポツリと呟いた。


聡 「は…?」


翔 「こんなの…俺らじゃねぇ!!」


ガシャーン。


翔も近くの机を蹴り飛ばした。


教室中がシーンと静まり返る。


樹 「仲良くって…ただ礼言っただけじゃねぇか」


翔 「それだけじゃねぇだろ? 昨日だって、何でこいつが屋上にいたんだよ?」


麻耶 「仕方なく…だろ?」


尚輝 「そんなの…俺らじゃねぇ!!」