【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

尚輝 「あぁ、今行く」


尚輝は何事もなかったように下駄箱の扉を閉めて、5人の元へ戻っていった。


澪人 「聖愛も早く来い」


聖愛 「あ、うん」


大丈夫だよね…?


尚輝の行動は気になるけど、あたしは何も言わずに6人と教室に向かった。


後で尚輝に聞いてみよう。


そう思って…。


しかし、それではもう手遅れだったんだ―…。






女 「聡くん!!」


教室に入ると、一人の女が聡に近づいてきた。


聡に声をかける女子なんて珍しい。


これでも聡はこの学校の番長だ。


聡 「何?」


聡は女を見て顔をしかめる。