男子は答えてくれない、しかも男がいる女にそこまでマメにアプローチは出来ない。


特に手紙を書いてくるような男は…。


5人がイライラと片付けをする中、尚輝はひとつの手紙を持ったまま固まっていた。


聖愛 「尚輝…?」


あたしが手紙を覗こうとすると、尚輝はグシャッと手紙を握り潰した。


尚輝 「何でもねぇよ」


尚輝はいつも通りあたしに振る舞うと、他の手紙を片付け始めた。


尚輝…目の奥が笑ってない。


今の手紙に何かあるはずだ。


翔 「……尚輝…」


翔は尚輝を心配そうに見つめていた。


聡 「おい、お前ら終わったか?」