夏帆とお昼を食べた次の日。


あたしたちはいつも通り登校していた。


朝から女子の視線を集めて、騒がれている6人。


本当、モテるにも程があるわ…。


下駄箱の手紙を処分するのは、もう日課になっている。


聖愛 「まだ〜?」


澪人 「待ってろよ」


聡 「ああ!! うぜぇな!!」


麻耶 「迷惑」


言葉はキツいけど実際、麻耶の言う通りだ…。


樹 「でも不思議だね。今まで聖愛が一番多かったのに」


翔 「今全然だよな」


聖愛 「返事してないし、飽きたんでしょ」


こういうものは大抵女子の方が長続きする。