【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

澪人 「お前が話したからだろ」


聖愛 「わかんないじゃん…」


でも、それ以外理由はないと思う…。


何も起こらないといいんだけど…。


それからあたしたちは普通に昼休みを過ごした。



次の日、夏帆はまた屋上へとやって来た。


でもみんな少し嫌な顔をするだけで、特に何も言わなかった。


それからというもの…―。


夏帆は何かと理由をつけて屋上にやって来た。


手作りの弁当やお菓子を持ってきたり、伝言をしにきたり…。


しまいには…。


夏帆 「あの…あたし、またいじめられてて…。お昼を一緒に食べていいですか?」