他の女を抱くことなんて、特に意味もない、ただの暇潰し程度だ。


聖愛 「…何か、女の子たちが可哀想になってきた」


翔 「珍し…女子に同情なんて…。良いとこあるじゃん」


聖愛 「ま、でもお前らの体目当てのやつに奪われるのもアレだし」


…前言撤回。


クスッと笑う聖愛に、俺もつられて笑った。


そう、こいつはいつも変わらない、俺ら6人の姫なんだ…。


こんなどうしようもない俺を受け入れてくれる聖愛。


翔 「やっぱ俺、お前以外本気になれねぇわ…」


イタズラな笑みを浮かべる聖愛に、俺はそっとキスをした。


受け入れてくれてありがとう―…。




-翔 SIDE END-