【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

すがるような翔の瞳。


あたし…やっぱ翔に甘い…。


聖愛 「本当に…どうなっても知らないからね?」


翔 「あぁ…」


あたしは少し躊躇いながらも、ベットに潜り込んだ。


翔 「聖愛…」


ギュッとあたしを抱き締める翔。


この腕に…何人の女が抱かれてきたのだろうか…。


でもそれは偽りで、翔の本心ではない。


複雑な家庭に生まれた翔は、澪人や麻耶同様愛される経験がない翔。


そんな翔は女と遊ぶことで、寂しさを紛らしているのかもしれない。


実は人一倍誠実な翔。


本当はこんなことをしている自分が許せないんだ…。