麻耶 「確かに…」


尚輝 「どうかしたか?」


いつも樹と騒いだり、尚輝のパソコンを覗いて怒られたりしている翔。


それが今日はやけに静かだ。


翔 「…別にどうってことねぇよ」


翔はハハッと笑うと、机に肘をついた。


翔…なんかおかしい…。


澪人 「お前らが騒いでねぇと、こっちまで眠くなるわ…」


澪人は机に足を乗せると、呆れたように呟いた。


これで学年トップってどうよ…。


先 「えーっと、次は…「おい、中山ぁ!!」」


担任が授業を続けようとしたとき、校舎の外からすさまじいバイク音と、罵声が聞こえた。