【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

尚輝 「聖愛ー?」


今日はまだマシだ。


癒してくれる奴がいるからな…。


俺は部屋の扉を開けた。


聖愛 「ん? 何?」


部屋に入るとベットにちょこんと座る、ブカブカの服に身を包んだ聖愛がいた。


本当…俺ってでけぇんだな…。


尚輝 「別に特に意味はないけど」


俺は自分を落ち着かせるためにその細い体を抱き締めた。


聖愛 「ちょ…///」


尚輝 「うわっ…まだ冷てぇじゃん…」


聖愛 「だって…」


言い訳する聖愛の体を自分にピタリとくっつけると、さっきまでの怒りがスッと消えてく。


聖愛 「尚輝…温かい…」