【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

あたしがベットに腰を下ろすと、尚輝は自分のタンスを探りだした。


尚輝 「俺の服貸すからからシャワー浴びてこいよ」


そう言って尚輝はあたしに上下のスエットを手渡す。


聖愛 「うん…。あの…これ…」


あたしが資料を指差すと、尚輝は一瞬顔をしかめた。


尚輝 「…俺が渡しとく」


聖愛 「え…いいの?」


尚輝 「…んな格好見られるわけにいかねぇだろ」


あ…そっか…。


尚輝 「風邪引くぞ」


聖愛 「はーい…」


あたしは少し機嫌の悪い尚輝を置いて、部屋にあるバスルームに向かった。


体の芯まで冷えきっていたあたしは、湯船につかって体を温める。