【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

相変わらず広い…。


うちや聡ん家も広いけど、尚輝ん家はまた作りが違う。


何か洋風っていうのかな…。


聖愛 「お母さんたちは?」


尚輝の部屋に向かう廊下で尚輝に問いかける。


今日はお使いで来たのを忘れてはならない。


尚輝 「あぁ…いると思うけど…。取り合えず着替えろよ」


聖愛 「…はーい」


親の話を出すと、急に表情を変える尚輝。


これ以上聞いても機嫌を損ねるだけだ。


あたしは何も言わずに尚輝の部屋に入った。


聖愛 「お邪魔します…」


相変わらずシンプルで尚輝らしい部屋。


尚輝 「適当に座って」