【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

尚輝 「大丈夫か?」


聖愛 「ん…」


あたしは心配そうな尚輝にギュッと抱きついた。


男の人が暖かいのは小さい頃から知っている。


それと同時に少し不思議にも思ってるんだけど…。


尚輝 「せ、聖愛!?///」


聖愛 「温かい…」


あたしは動揺する尚輝の胸に顔を埋めた。


尚輝 「ヤベェ…襲いそう…///」


聖愛 「…バカ」


石井 「尚輝様、仮にも澪人様の彼女ですよ」


顔を反らした尚輝に、ミラー越しの石井の視線が刺さる。


尚輝 「わーかってるよ!!」


尚輝はあたしの頭をクシャクシャと撫でて言った。


そんなこんなで尚輝ん家に到着…―。