【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

聖愛 「仕方ないじゃん…」


急に降ってきたんだもん…。


尚輝 「大分冷えてるし…」


しばらく濡れたままだったからね…。


あたしは震えながら視線を落とした。


尚輝 「ブレザー脱げ」


尚輝はあたしの制服のブレザーを脱がすと、いきなり顔を背けた。


尚輝 「…っ///」


聖愛 「え…ちょ、何?」


あたしが顔を覗きこむと、尚輝は顔をカァッと赤くした。


尚輝 「お前…透けてる…///」


あたしは慌てて胸元を隠す。


聖愛 「変態…」


尚輝 「なっ…!! 俺悪くねぇし!!」


尚輝はあたしに自分の上着を投げると、顔を赤くしたままそっぽを向いた。