【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

無理しているのが手に取るようにわかる。


尚輝 「どうかしたか?」


聡 「元気ねぇじゃん?」


樹 「…別に何でもねぇよ」


そう言って笑う樹の顔に、あたしは異変があることに気づいた。


聖愛 「…樹、このアザ何?」


樹 「えっ!?」


樹の頬には小さく目立たないアザがついていた。


普通の人なら気がつかなかっただろう。


尚輝 「本当だ…」


翔 「聖愛、よく気づいたね…」


更に、よく見ると樹の唇の端は切れて血が出ていた。


麻耶 「どうしたんだよ、その傷…」


麻耶が問いかけると、樹は俯きながら呟いた。