俺は聖愛の左の薬指にキスをした。


澪人 「俺で後悔しないな…?」


黙って頷く聖愛。


澪人 「どんなに泣き叫んでも、あいつらのとこにいかせねぇよ?」


聖愛 「いかないよ…」


聖愛はニッコリ微笑んだ。


俺はそんな細くて白い体を抱き締めた。


そして…。


澪人 「聖愛…結婚しよう…」


俺はありったけの気持ちを込めて聖愛にキスを落とした。


微かに頷いた聖愛は小さく呟いた。


聖愛 「…澪人、愛してる」


もう…離してやらねぇ…。



-澪人 SIDE END-