【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

財布に、あるはずのない物が入っている。


それはその…。


……いわゆるゴム…。


全く…気遣いなのか、嫌がらせなのか…。


只でさえ理性を保つので精一杯なのに、勘弁してくれよ…。


俺はココアを入れて、部屋に戻った。




澪人 「聖愛?」


平常心を保つため、一度深呼吸して部屋の扉を開けた。


すると、俺の布団をギュッと握って眠る聖愛がいた。


澪人 「っ///」


マジで勘弁してくれ…。


無防備すぎる聖愛。


全く…こっちのことも考えてくれよ…。


スカートで眠る聖愛を直視出来ず、取り合えずココアをテーブルに置いた。