【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

全く…心臓がいくつあっても足りないよ…。


あたしはぼんやり澪人が出ていった扉を見た。


でも…。


聖愛 「結婚…か…」


そんなこと…正直考えてなかったんだよな…。


もちろん澪人以外も考えてないけど…。


組やグループの仕事が容易ではないことは、小さい頃から親をみてるから知っている。


あんな感じだけど、親父もお母さんもきちんと仕事をこなしてるんだよ?


だからこそ…少し不安なんだ…。


自分はちゃんとできるのかどうか…。


澪人は…組長になる覚悟はできてるのかな…?


聖愛 「ハァ…」