【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

聖愛 「何でもない…」


あたしが胸に顔を埋めると、澪人はあたしの髪を撫でながら笑った。


澪人 「ったく…別に気にしてねぇよ」


聖愛 「嘘つけ…」


澪人 「…ま、そのうちちょっと変わった両親も、生意気な双子の妹もできるし」


聖愛 「ふぇ?///」


顔をあげると、澪人はちょっと意地悪に笑った。


澪人 「何か飲むもん持ってくるわ」


澪人は立ち上がると、あたしの頭をポンと撫でた。


澪人 「待ってろよ」


聖愛 「うん…///」


澪人が部屋から出ていくと、あたしはポツリと呟いた。


聖愛 「よくあんなことをサラッと言えるよね…」