【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

澪人 「何でもねぇよ」


聖愛 「??」


あたしが首を傾げると、澪人はあたしの手を引いて歩き始めた。


澪人 「行くぞ」


変なの…。


何か澪人、妙によそよそしい…。




腕を引かれて連れてこられたのは澪人の家。


久しぶりに入る澪人の家は何一つ変わっていない。


澪人らしいシンプルな部屋も、昔のままだった。


澪人 「適当に座れ」


澪人に言われ、あたしはベットに腰を下ろす。


澪人は散らかっていた物を拾い、あたしの隣に腰を下ろした。


何だろう…。


澪人と二人きりになっただけなのに、心臓がドキドキと暴れている。