【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

聡 「聖愛…」


聖愛の茶髪の柔らかい髪をそっと撫でる。


聡 「ずっと俺が守ってやっからな…」


それはどんなに時が経とうと変わらない。


澪人に敵わないことくらいわかっている。


一番にならなくていい。


ただ…俺はお前を影から支えて守る存在でありたい。


そばで笑ってくれているだけでいいんだ…。


聡 「聖愛…ずっと好きだった…」


物心ついたときから、俺はお前に惚れている。


お前のためなら、どんな相手にも負けねぇよ…。


聖愛 「ん…そぉ…?」


俺が呟くと、聖愛がゆっくり目を覚ました。