【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

俺は聖愛をまた抱き上げると、恭に釘を差した。


恭 「はいはい…。一応人の女なんだからな」


聡 「わかってるよ。…てか、お前に言われたくねぇ」


自分が一番わかってねぇだろ!!


俺は恭に呆れながら自分の部屋に移動した。




聡 「よっと…」


酔いつぶれて、スースーと寝息をたてる聖愛をベットに寝かせる。


怖かったよな…。


きっと聖愛の恐怖は、男の俺にはわからないだろう。


いつも俺らに心配かけまいと笑っている聖愛。


でも本当は強がりの寂しがりや。


俺らのせいでたくさん苦労してきたはずだ…。