【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

恭 「悪ぃ…お前が出てって、こいつ震え出して…。これ飲ませて落ち着かそうとしたんだけど、こいつパニクってさ…」


恭の視線の先には空になった缶チューハイ。


恐らく聖愛は酔いつぶれているのだろう。


酒には強い方だと思うんだけどな…。


まぁ、一気に飲んだんだから仕方ねぇか…。


聡 「気をつけろよ…」


俺はギロッと恭を睨んだ。


恭 「悪かったって…。でも、お前も置いていくなよな」


うっ…確かに…。


今の聖愛は精神的に不安定だったはずだ。


それを置いていったのは俺の責任だよな…。


聡 「部屋、来んなよ」