【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

いきなり出てきたあたしに、警戒する來蝶たち。


聖愛 「見ての通り、闇姫だよ」


あたしはあくまで冷静に答えた。


來蝶総長 「京本聖愛…京本組の娘だってな」


澪人を助けたあの日から、あたしが闇姫だと言う噂はすぐに広がった。


だからもう正体はバレている。


親父もお母さんもすぐ許してくれたってことは置いといて…。


聖愛 「そ、だから組の情報探るのやめてくれない?」


來蝶総長 「嫌だね」


ニタリと笑う総長に、あたしはフゥとため息をついた。


聖愛 「じゃあ、あんたらを潰す」


來蝶総長 「ふん。女に何ができる!!」