【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

まあ、あの幼なじみはあたしの誇りでもあるしね…。


夏帆 「それに比べてあたしは地味だしあんな友達もいないし…」


そう言って彼女は寂しそうに笑った。


聖愛 「いるじゃない。友達」


夏帆 「え?」


聖愛 「今、話してるでしょ?」


夏帆 「それって…」


聖愛 「あたしもあいつらも、あんたを疑ってなかったよ」


夏帆 「京本さん…」


彼女は瞳を潤ませると、6人に視線を向けた。


聖愛 「誰が好きなの?」


夏帆 「へっ?//」


あたしがクスッと笑うと、彼女は顔を真っ赤に染めた。


夏帆 「えっと…尚輝くんなんですけど、麻耶くんもカッコいいなって…」