【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

麻耶が言うと、澪人は顔を反らした。


照れてるし…。


澪人 「言うこと聞けよ。それと、聖愛に手出すんじゃねぇぞ」


麻耶 「それは保証できねぇな」


澪人 「あ゛?」


健人 「まあまあ…。樹と翔は?」


翔 「俺も尚輝んとこみたいなまともな仕事につけねぇだろうし…。聡のとこかな? 幸い恭さんと気が合うんで」


翔はハハハと笑った。


健人 「…樹は?」


親父はずっと黙っている樹に問いかけた。


樹 「俺は…家のためにもちゃんとしなきゃだし…。尚輝んとこ入りたい…」


全員 「えっ!?」


予想外の返事に、全員が驚いた。