【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

尚輝は力なく笑うと、また付け足した。


尚輝 「グループ潰す訳にはいかねぇし…。それに全く興味なかった訳でもないから…」


健人 「…麻耶はどうする?」


麻耶 「…俺は澪人んとこ入ろうかと。今更まともに仕事する気にもならねぇし…。他でやっていける自信もない」


聖愛 「澪人の下でいいの?」


澪人 「…おい、聖愛。どういう意味だよ?」


あたしが言うと、澪人がこめかみをひきつらせた。


聖愛 「そのまま」


尚輝 「確かに…ずっとケンカしてそうだね…」


麻耶 「…でも、何だかんだで澪人はわかってくれてるし」