【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

聡 「変われてよかったと思えよ」


翔 「そうだそうだ!」


聡と翔が樹を睨む。


澪人 「バーカ。もう渡さねぇし」


健人 「聖愛、お前幸福者だな…」


6人の様子に親父は少し苦笑いしていた。






しばらくリビングで過ごしていると、ふと親父が口を開いた。


健人 「そういえばお前ら、卒業したらどうするんだ?」


親父の言葉を聞いて、全員が顔を見合わせる。


聡 「俺は…自分家に入りますよ。…後は恭が継ぐだろうけど、恭も何があるかわからねぇし…」


聡は少し悔しそうだったけど、そう言う笑顔は清々しかった。