聖愛 「気をつけてね〜」


あたしは扉を開けながら言った。


「「「「「「え?」」」」」」


扉を開いた途端、ダダダッという足音がして何が樹と澪人にピョーンと飛びついた。


沙羅 「樹くーん♪」


綺羅 「澪人くん、会いたかったー♪」


澪人・樹 「うわっ!?」


聖愛 「言わんこっちゃない…」


あたしが呆れると、尚輝が口元をひきつらせた。


尚輝 「相変わらずだな…」


翔 「ませてんな〜…」


小4になった沙羅と綺羅。


学年が上がり、更に生意気さが増した。


全く…メンクイにも程がある…。


聖愛 「はい、終わり。そろそろ離れろ」