【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

澪人 「ブロックの突破は?」


聖愛 「尚輝たちのは無理。堤岡のは…時間があれば出来るかもしれない」


樹 「んな時間ねぇよ…」


麻耶 「どうする…?」


全員が俯いた時…。


聖愛 「…あっ!!」


あたしは思い出したように自分の部屋に駆け出した。


そして机の引き出しを開く。


澪人 「聖愛…?」


4人も慌てて追いかけてきた。


あたしは引き出しの中の古いノートを開く。


すると一枚のメモが挟まっていた…―。


聖愛 「『大切なものは近くに隠す。その方が見つかりにくい』って、小さい頃教えてもらったから」


あたしは尚輝にニコッと微笑んだ。