【完】幼なじみは最強不良。〜special story〜

高津 「クッソ…!!」


しばらくすると、堤岡は高津一人になっていた。


しかしこちらもみんな息が上がり、かなりダメージを受けている。


麻耶 「殺されたくなかったら…立ち去りな…っ」


高津 「ふざけんなっ!! まだ終わっちゃいねぇ!!」


麻耶の挑発に乗った高津は、近くにあった鉄の棒を取った。


高津 「こうしてやる!!」


そしてそれを尚輝に向かって降り下ろした。


尚輝 「……っ!!」


聡 「危ねぇ!!」


聖愛 「尚輝っ!!」


あたしが叫んだ瞬間…。


ガツンという鉄と何かがぶつかる鈍い音がし、鉄の棒が地面に転がった。