「………あ…」 私は、1つ思い出してしまった。 「…なに?」 優しい目で私の顔を覗き込む大翔くん。 ………き、聞きづらいよ…… ……“あの日2人で、あのあとどこに行ったの?”…なんて…… 「…この際全部言おうよ。お互い隠しっこなし。結子にこれ以上あんな顔させたくないし、聞かれたら、俺だって全部話すよ。結子がスッキリするまで、なんでも聞いて」 「……大翔くん…」 大翔くんは私の手をぎゅっと握って、少し笑った。