言ったあとで、耳まで赤く染めて俯く大翔くん。 それを見て、一気に私まで顔が熱を持つ。 「…………わ、私は、…その…邪魔、じゃ……ないですか…?」 「……え?」 「…ひ、大翔くんの、夢の、邪魔に…ならないですか…?」 「………ぷっ」 「っ、」 勇気を振り絞ってそう聞いたのに、大翔くんはなぜか吹き出してしまった。 私は途端に恥ずかしさが増し、思い切り顔を俯けた。