大翔くんはにこりと笑って続ける。 「だって結子は頭良いし! 入れるっしょ」 「…え、……いや、そんな…」 南大付属高校なんて、私には遠い学校だよ。 ランクはAだから足りてるけど、学力が全然ダメ。 大翔くんみたいに、私そこまで頭良くないし…… 「大丈夫だって! 結子なら入れる! 俺が保証する! なっ?」 「…え……でも…」 む、無理だよそんな……