「さぁ?私達がその場にいたからかしらね」 っ! 『まさかお前らが…?』 「そのまさかよ」 俺は怒っていた。 芽衣は辛い思いをしてたのに それに気づけなかった自分にも、 もちろんこの女達にも。 女だとわかっていても、 殴りかかりそうだった。 しかし… 「いい?これ以上あの子を傷つけられたくなかったら、今すぐ別れなさい。じゃなきゃ私達、何するかわからないから」 『っざけんなよ』 自分でもびっくりするほどの低い声を放っていた。