~大志side~

翌日、3階空き教室へ集まった幹部クラスの連中に、冬流組へ乗り込む事を決めたことを伝えた。


俺は夏夢から冬流組のアジトを聞き出し、翌日にはすぐに集会を開いていた。


冬流組の人数は約2千人。


けれど、本当に腕の立つやつらはごくわずかなハズだった。


どんな人間でも組に入れているところを見ると、組を拡大することを1つの目的としているようだった。


赤旗は一番最初の被害者だったわけだ。