~大志side~

その夜の集会で、俺は今日仕入れた情報をメンバーにつたえた。


予想を超える展開にどよめく会場。


「恋愛は自由だと宣言していただけの赤旗に、チームを大きくするような力はない! バックに危ない奴らがついている可能性が高い!」


そう言うと、不安そうに眉をよせたり一段とやる気を出す連中の2つにわかれる。


どっちにしても、最終的には協力してもらうようになるんだけれどな。


「みんなには、危険な事に協力してもらうことになると思う! それでも、俺についてきてくれるか!?」