そして、あたしは気が付いてしまったんだ。
カナタのポケットに入れられている、果物ナイフに……。
次の瞬間、あたしは叫んでいた。
「大志、来ないで!! 来なくていい!! 大志、聞こえてる!? 絶対に、来なくていいから!!」
電話の向こうの大志へ届くように、大きな声で……。
カナタのポケットに入れられている、果物ナイフに……。
次の瞬間、あたしは叫んでいた。
「大志、来ないで!! 来なくていい!! 大志、聞こえてる!? 絶対に、来なくていいから!!」
電話の向こうの大志へ届くように、大きな声で……。



