☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!

「あの人……」


千沙も、強の女に気が付いたのか、眉間にシワをよせた。


よういえば、この前の集会のとき、強の女と一緒に帰らせたんだっけな。


だから、今日別の女と歩いていることに違和感を抱いたのだろう。


「強は、昔からそういう奴なんだ」


「どうして、1人に決めないの?」


「さぁな。モテてモテて、感覚がバカになったんじゃないか?」


俺はそう返事をして、千沙の手を握った。


こいつまで強にとられることはないと思うが、念のため。