「なんで、そんな事が言いきれるんだよ!」


アツシは、相変わらず声を荒げている。


大志は、そんなアツシを座らせて再び面々を見回した。


「東区の今津と松原は、今日から俺たちのチームに入る」


「「はぁぁ!!?」」


そう叫んだのは、あたしのアツシ。


なにそれ、一体どういうことなの?


今津と松原が同じチーム?


「ちょっと待てよ! トップが3人になるってことか!?」


「アツシ、落着け。『俺たちのチームに入る』って言っただろうが。

トップは変わらず俺だ。2人は幹部クラス」