君に伝えたい

「つらかったんだな…一人でそんな大変な事抱えてて…」




「なんか…渚って樹に似てるんだよ…優しい感じとか…」




そう言って、照れたようにえへへと笑う美しい蝶がいた。






「夜璃…」



「ん?なーに?」



「いつでも俺らに頼って良いんだからな?一人でため込むなよ?」



「!…うん!」




その時、ずっと抱えていた、真っ暗な心の中の闇が…




光に変わった。






~Fin~