拳が飛んでくる。 あたしはそれを、流すように受け止めた。 うん。 ほかの奴らとは違う、力強さ。 この辺はやっぱりトップなんだなー。 そんなことを思いながら、避けていく。 「…。」 静クンは、無表情でどんどんパンチを出してきた。 そのとき、 なんだか、感じてしまったんだ。 ああ、この人はあたしと同類だ、と。 「…静!そんなクソアマに負けんじゃねぇっ!!」