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次の日の朝。
静))「お、きたな。」
六時半に、学校集合。
あたしは、正門の前にきていた。
(眠い…。)
静))「じゃ、行くか。」
静のバイクの後ろに乗る。
目的地は、月狼の倉庫。
月狼は、全国トップの暴走族で、100人近くの人が月狼だという。
倉庫には100人もいるんだ。
あ、でも、その三割くらいはあたしとやり合ってんのか。
あたしが荒らしてたの、月狼のシマだったし。
今更ながら、後悔が襲う。
…あ、発見。
あたしって、今までにも感情はあったけど、どーでもいいからテキトーに流してたんだ。
だから顔に出なかったのか。
一人で発見し、一人で納得してしまった。
そんなことを考えていたら、とうとう月狼の倉庫についてしまった。
皆は、あたしを受け入れてくれるのだろうか。
そう思うとなぜか、足がすくんだ。
静))「…平気だ。俺が守るから。」
あたしの不安に気づいたのか、静がポンポン、と頭をなでた。
静の手は不思議だ。
撫でるだけで、あたしの不安を吹き飛ばしてしまったんだから。


