───カナside
静))「まだわかんねぇのか!!
睦月が優しいとかやさしくねぇとか、関係ねーんだよ!!
皆で馬鹿やって笑って、それじゃだめなのか!?
過去とか重いモン棄てて、前向きに生きちゃいけねーのかよ!!」
「…ッ!!」
わかんない。
もう、わかんないよ。
自分がなにをしたいのかも。
どうなりたいのかも。
《俺達は、オマエを過去から守りたい》
ただ。
唯一分かること。
それは、この人たちなら、あたしを変えてくれるかもしれない、ということ。
だって、そうでしょ?
いままで、こんなにあったかい人、こんなに優しい人いなかった。
だったら。
なにか変われるんじゃないか。
守ってくれるんじゃないか。
この人たちなら。
期待してみても、いいのかもしれない。


