カフ))「睦月さんは、鋭いね。
さすがに自分の視線には気づかなかったけど。
そう、僕は仲間が大嫌いだ。
所詮仲間なんて、ただの綺麗事だと思う。」
春斗))「てめぇ…ッ!!」
カフ))「あっ、でも、誤解しないで?
僕は、ここがスキだからこの場所にいるんだ。
みんなを信頼してないワケじゃない。
それに、月狼に入って、仲間も悪くないって思えたしね。
そう、あれは僕が7歳のとき。
僕の父さんはね?外国人だったんだ。
外国の…貴族だった。
だけど、他の貴族仲間に怪しい契約を無理やり結ばされて、結局日本に逃げ込む羽目に。
父さんは、家族を巻き込んだショックで自殺。
それを知った母さんは、後を追って自殺。
その後は…施設に預けられた。
そのとき、イザヤともあったんだよね。」
そうなのか。
みんな、そんな過去があったのか。
俺は、よく考えればなにも知らなかった。
皆のこと。
こんなの、総長として失格だ…。


