殺し屋-doll-



「…やっぱり、静とあたしは真逆だ。」




なに…?




「どちらかと言えば、カフ君の方が似てる。」




カフ))「僕…?」




「その前に、将吾クンの話を聞こうかな。」




将吾))「…総長が話して、おれが話さないわけにはいかないね。」




静))「いいのか?」




将吾))「うん。



まぁ、簡単な話だよ!

おれの家、ビンボーだからさ。

9歳のときから、身売りして金稼いでるんだよね。

まぁ、まとまった金手にするには手っ取り早いし?

男も女も、相手をしてやったよ。

でも、静に会って、もうやめた。

今はフツーに親も働いてるし、ね。



         ──────…でも。」




さっきまで、雰囲気を明るくしようとして、ワザとトーンをあげて話していた将吾だが、急に暗くなる。



「───…時々、思うんだ。こんな汚れたおれなんかが、ここにいていいのかな、って。」



将吾、普段は冗談ばっかしのクセに、そんなこと考えてたのかよ。




クソッ…!!



気づけなかった自分に、腹が立つ。