───将吾side
「なっ…!」
睦月ちゃんが出て行った後、クラスは静かだった。
先生のあわてる声だけが響く。
「バカな。これは、大学3年の難関問題だぞ…!?なぜこんなものが解ける!高校生の、クソガキに…!!」
「睦月ちゃん、頭よかったんだ…。」
ガラッ
急に扉が開いた。
「ほう?ここが睦月様の通うクラスですか。」
入ってきたのは、20代くらいの男性だった。
髪はオールバックで、金髪。
とてつもないイケメンだった。
「睦月様が頭がよいというのは、当然のことです。
なんせ、小学校四年生から、飛び級で中学生ごろには大学を卒業していますし。」
そ、そんなに頭よかったのか!!
…てか、睦月『様』?
どこのお偉いサンだよ、睦月ちゃん…。
「ますますわっかんねーなー。」
金髪オールバックのイケメンは、その後すんなり帰って行った。


