将吾))「…睦月ちゃん。」
あ、将吾クン。
「同じクラスだったんだ。」
「睦月!貴様は特別にこっちのテストをやらせてやる!!赤点とったら、補習だ!」
先生につきだされたのは、多分大学3年あたりで習うようなもんだいしかなかった。
「ふん、こりゃな、大学3年の内容が詰まってんだ。
高校二年の、しかも不良なんぞと落ちぶれたお前に解けるもんか!!」
先生が叫ぶ。
めんどくさいなぁ。
「じゃあ、解いたらさぼって良いですね?」
「いいぞ!!無理だろうがな。」
自信満々にそう言った。
「あ、ねぇ、書くもの貸してくれません?」
あたしは将吾に言って、シャーペンを借りた。
「消しゴムは…」
「あ、いらないです。」
あたしはシャーペンを受け取ると、すらすらと答えを書いていった。
みるみる先生の顔色が悪くなる。
「ハイ、終了。それじゃ、さぼりますねー。」
あたしは屋上に向かった。


