静side
少し潤んだ俺を見上げる瞳は、俺の理性を狂わせそうになった。
しかしここで暴走すれば、親父の言うとおりになる。
俺はゆっくりと瑠璃に顔を近づけ、それからキスをした。
軽いキスから濃密なものに変わっていくと、瑠璃の息づかいが感じられる。
「んっ…はぁ、っんぅ…ッ、んぁ」
その色っぽい声に、目眩がした。
「瑠璃…」
俺は甘ったるく瑠璃を呼ぶと、ゆっくりとベッドに瑠璃を押し倒した。
瑠璃は小さくて、思った以上に細く、か弱かった。
瑠璃の頭を挟む形で手のひらをベッドにつき、そのまま再び唇を重ねる。
ちゅ、ちゅ、と音をたてながらキスしている間に、俺は瑠璃の服を上半身だけ脱がした。
「せ、い…
恥ずかしい…よ」
真っ赤になりながら、俺から視線を逸らす瑠璃が、可愛くて可愛くて。
俺も上半身の服を脱ぎ、再び瑠璃に多い被さった。
「せぃ…はずか、し…ッん」
首筋をペロッと舐めてやると、瑠璃はそれだけで甘い声を上げる。
暴れ出す理性を押さえながら、俺は瑠璃をうつ伏せにした。
…見た瞬間、言葉がでなかった。


