「逃げたいなら、逃げればいい…」 「そうや、逃げたいんやろ? オレを頼ってくれへんか。 きっと、じょーちゃんの力になれる。」 「ウソ! 騙されない。 アタシをハメようとしたって無駄!!!」 「もう人を…信じることさえ、出来ないようになってしもたんやな。」 「…は」 「オレが、治したるから…」 その言葉を聞いた、次の瞬間 アタシは男に抱き締められていた。