殺し屋-doll-




「真実…って、なに、よ…!

騙されないんだから…!」



「じょーちゃんが逃げたいなら、逃げればいい。

逃げた後の高校も、手配したる。

いずれ見つかるかも知らんけど、そこでいろんなもんを見れるはずや。


そこにはな、オレの息子もおんねんで。

ソイツな、暴走族の総長で、めっちゃ強いで!

じょーちゃんのほうが強いけどな、アイツもなかなか強いでぇ!!」



そう言って、男はガッハッハと笑った。